大財閥のご令嬢にしてクラス委員長を務める改憲派のリーダー。
持って生まれた美貌と権力で常に勝利者として歩み続け、剣鋒学園に入学してからも勝利し続ける………
はずだったが、生徒会選挙でまさかの落選。
それもクラス委員長選で一度は破ったはずの相手、九條真に破れ、以来、自分に膝をつかせた存在としてライバル視している。
今回のディベートでは、負けず嫌いな一面が周囲の暴走をさらに加速させ、最高の舞台で雪辱戦ができると意気込んでいる。
ちなみに、春野桜子は唯一無二の親友。
戦争は人類の本能……戦争は治療法のない病気のようなもの。
それを肯定して正しく対応していきたいと考えている。
加賀美 こころ voice
改憲派の参謀にして、大和永遠の腹心。
歴史への造詣が深く、所属する地歴部では史跡探訪のコラムや歴史小説を連載するなど、歴女としての一面を持つ。
日本の戦国時代・幕末、中国の春秋戦国時代・三国時代を好む。
好きな人物は斎藤道三、丹羽長秀、伊達政宗、清河八郎、楽毅、陳宮等など。
家柄が厳しいせいでゲームやマンガに疎く、歴史の知識は小説から得たものばかり。
そんな彼女は「実像と史実によって作り上げられた人物像に大きな差があったとしても、それは神格化と同じで、その人物の偉業の一つとして捉えるべきだ」という独自の解釈を持っている。
それ故に、イケメン化される武将も許容している。
人類の歴史を見ても、戦争を無くすことは出来ない。
孫子曰く「兵は国の大事にして、死生の地、存亡の地なり。察せざるべからず」
戦争放棄という選択肢はありえない。
芹星 ゆうひ voice
改憲派の自称軍事顧問にして、ネットで軍備拡張を訴えるメガネっ娘。
普段はおどおどして引っ込み思案な彼女だが、ミリタリーを語り始めると止まらない。
好きな戦車は「メルカバ」「M4シャーマン」「ヤークトティーガー」。
「メルカバ」は、イスラエルの軍事情勢をそのまま設計思想に盛り込み、人命を優先するためにエンジンを前方に配置し、後方に出入り可能なハッチを取り付け、負傷兵の輸送も可能にしている思慮の深さに感銘を受けている。
同様に「M4シャーマン」はアメリカの物量主義と合理性が如実に現れているところが良いらしい。
「ヤークトティーガー」はWW2中、実戦配備された最重量戦車で128mm……(以下略)
ミリタリー好きの観点から、憲法9条を改正すべきと主張。
軍事力が抑止力をもたらし、結果的に平和の状態が続くと断言。
相模 恋 voice